鎌倉の真実
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……頼朝は静の乳房を揉みし抱きながら、 ...
……頼朝は静の乳房を揉みし抱きながら、
もう片方の手で彼女の秘部をなぞっていった。
「ああ、いい、いいですわ……」静が声をあげた。
苦労に抱かれているときとは違う感覚がして、
それが静の喜びを誘った。
頼朝が舐めるように静の体を見ながら言った。
「静、美しい女になったの。」
静は恥じらいながら、
「かあ、鎌倉殿……静は……静は……濡れております。」
と声をあげた。
突然、ふすまが開き、九郎が飛び込んできた。
「兄上、何をされているのじゃ?」
後ろには藤原の秀衡が控えていた。
青い顔をする九郎に秀衡は、
「九郎殿、落ち着きなされ。これが世の常であろう。」
となだめた。
「許せぬ、兄上。許せぬぞ、兄上。」
「九郎、何をするのじゃ?」
「ぐわあああああ!」
九郎が刀を抜き、頼朝に斬りかかった。
それから、半日がたった。
「ぐわあああああ!」
兄を殺し、土牢に暮れている九郎に政子が声をかけた。
「こたびの一件は、致し方がないことでありました。
鎌倉殿は、病中に落馬して亡くなられたということにいたしますゆえ、
九郎殿は、鎌倉を離れ異国へおわたりなさい。
船の手はずは、整えておきました。」
九郎は涙ながらに、
「片付けない。」と言い残し、鎌倉を後にした。
そして、九郎の船での時が来た。
「あ、いよいよ、この鎌倉とも、いや、この国ともお別れか。」
「九郎様、私が先導です。よろしゅうお願いしやす。」
「そうか、では任せたぞ。」
「俺は、モンゴルに渡って、鎌倉を離れ……」
「ところで、お虫、どこかで見かけた気がするが、
たしか、お虫は、陰時に使えていたものではないか。
たしか、名は、善。」
「九郎様、ごめん、つかまつる。ぐぶっ。」
「貴様、何をする!」
「今は、御台様に使えていたものです。
では、九郎様……貴様、貴様、貴様、貴様……」
「貴基、貴基、貴基、貴基……めでたしめでたし。」
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